その1:「良い耳」を育てる | |
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■2つの意味を持つ「良い耳」という言葉 当教室では、「良い耳」という言葉に2つの意味合いを見いだしています。 一つは、文字通り、よく音を聴きとることができる「音感の良さ」ということ。正しい音程で歌えたり、様々な和音に反応して対応できる、メロディや和音を聴きとることができるなどの能力を意味します。 そして、もう一つは、音楽の美しさ、良さを聴きとり、感じとる「音楽的感性」を意味します。自分の出している音に無頓着にならず、しっかり聴きとりにいく能力もここに入ります。 音感教育はとても大切で、獲得できた能力は大きな武器になります。一方で、ただその能力を持っているだけでは、宝の持ち腐れ。ある音楽を自分の感性で「美しい」と感じとり、楽しめる能力もまたとても大切です。 音を正確に聴きとる音感と、音楽の美しさを感じとる感性が合わさって、はじめて「表現力豊かな演奏」へとつながる能力となります。 当教室では、この2つの「聴く力」を持つ、「良い耳」を育てます。 |
その2:「楽譜に取り組む力」を育てる | |
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■楽譜と仲良くなる! 楽譜は、ピアノを弾くうえでとても大切な役割を果たします。楽譜はうまく出会うことができれば、とても心強い味方になります。 大事なことはすべて楽譜に書かれてあり、美しい音楽を生みだす設計図になっています。いつか、レッスンに通うことができなくなっても、楽譜がそばにあれば、自分で自由に新しい音楽と出会っていくことができます。 しかし、どこかで「むずかしい!」という苦手意識を抱えてしまうと、なかなか仲良くなれず、音楽の世界を大きく広げていくことを妨げてしまいます。 当教室では、様々なソルフェージュ科目を活用したレッスンを行うことで、楽譜との距離感をなくし、楽譜に取り組む力を伸ばしていきます。 |
その3:「ピアノを弾く手と体」を育てる | |
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■指の特性と体の使い方を理解する ピアノという楽器を、私たちはどうやって動かしていくのでしょうか。 この楽器はとても大きく、また演奏するのが子どもでも大人でも、サイズに違いはありません。同時に発音できる音が、場合によっては10以上もあって、演奏技術が難しい楽器の一つと言えます。 しかし、それぞれの指の特性を理解して、効果的な体の使い方をすることによって、ピアノと仲良くなり、自由に音の世界で遊ぶことができるようになっていきます。 当教室では、個々の生徒さんがそれぞれ持っている条件にそって、また発達に無理のないように、手や体それぞれの使い方、演奏技術を指導していきます。 |